「エグゼクティブ・コーチ」とは、エグゼクティブ層(経営者・経営幹部など)に対してコーチングするコーチのことをいいます。 世界的な大企業ゼネラル・エレクトリック社の元CEO(会長)ジャック・ウェルチ氏は、コーチを数名つけていたようですが、中でも20歳代の女性のコーチをつけていたということで知られています。 グーグルの元CEO(会長)エリック・シュミット氏やフェイスブックのCEOザッカー・バーグ氏など、世界の名だたる経営者は皆、コーチをつけていました。 エグゼクティブ・コーチングは、アメリカでスタートしたものですが、リーダーシップ開発の手法として注目を集めており、今では全米企業経営者の約7割がコーチをつけているとも言われています。 日本でも今後急速に増えていく新職種なのです。
日本では経営者の92%が男性ですが、女性のきめ細かい視点やアイデアで飛躍を遂げている企業もみられるように、これからの社会は女性の視点が欠かせません。経営者は自分でも見失っていた新たな気づきや発想を求めています。 男性は脳の特性から誰かに相談されると、話をよく聞かずに、すぐに解決しようとする傾向が強いため、コーチングというよりはコンサルティング脳になってしまいがちです。 コーチングが経営の知識や経験がなくてもできるのは、コーチは解決する人ではないからです。「答えは相手のなかにある」という基本的な考え方があって、相手の気づきを促すことがコーチングです。 なまじっかな知識や経験があるために、誘導尋問になってしまったり、視点が固定化して新たな発想が生まれにくいということが起きがちです。女性のマルチタスク力、感性、繊細さ、きめ細やかさ、おもてなし能力、発信力は、経営者の相談役として、エグゼクティブ・コーチとしてまさにぴったりなのです。 あの“伝説の経営者”と謳われた、世界的な大企業ゼネラル・エレクトリック社の元CEOジャック・ウェルチ氏を支えたのは20代の女性コーチでした。 現に、日本でも女性のエグゼクティブ・コーチとして活躍している人も年々増えてきています!
コーチングとは、一言で言えば、何か新しいことにチャレンジしたい、現状の自分を変えたいといった人たちを応援する仕事です。相手の話をしっかり聴き、質問をし、フィードバックするといったことを、会話の中で繰り返すことで、考えが整理され、一人では気づけなかったことに気づくことがあります。 そして、それによって、新しい発想が生まれ、自分の可能性に目覚め、挑戦意欲が芽生え、現状を変えようというエネルギーが生まれます。この気づきを起こし、勇気づけ、力を与えるのがコーチングです。 一般の人をコーチングする場合は、テーマが 「人間関係を良くしたい」 「キャリアを開発したい」 「自分の強みを発見したい」 「ダイエットしたい」 「子育てに悩んでいる」 といった様々なことがテーマになります。これに対して、エグゼクティブ・コーチは、コーチングする相手の人が社長や役員ですので、テーマも経営に関することがほとんどです。 社長は日々次のようなことを考えています。 「会社の将来をどうしようか」 「会社の方針をちゃんと理解してもらえているだろうか」 「社員は皆、仕事に満足してくれているだろうか」 「お客様へのサービスは行き届いているだろうか」 「今後の売り上げの見通しはどうだろうか」 「資金繰りは大丈夫だろうか」・・・ などと日々いろいろなことに頭を悩ませています。そんな社長が日々抱えている課題の中から、今取り組まなければならない最も重要なテーマを一つ決めてもらいます。 例えば、「後継者を育成したい」ということがテーマだとしたら、 「どのような後継者であってほしいのか」 「後継者に求めていることは何か」 「現状はどうか」 「そのために何をしたらいいか」・・・ など、社長に寄り添い、社長の想いを汲み取り、社長のありたい姿に向かって、社長と一緒になってサポートしていく、そんな仕事になります。
プロコーチ養成講座
プロコーチ育成
630人
パーソナル・コーチング
経営者、起業家、士業等を対象に
7,100時間
研修・講演等
経済産業省、内閣府、地方自治体、商工会議所、中小企業診断協会、 大学、中学校、保育園、金融機関、食品メーカー、サービス業等多数
「コーチング・ビジネスのすすめ」(合同フォレスト) 「社長の想いを軸にするパートナー型コンサルティング」(同友館)他多数
NHKおはよう日本、フジサンケイビジネスアイ他 「覚悟の瞬間(とき)」
私は、現在“中小企業経営者一人一人にコーチを”という想いで、コーチングの普及とコーチの育成に努めています。私はこれまで30年余りにわたり、多くの中小企業の現場に足を運び、経営者の方にお会いしてきました。 中小企業の経営者は一人で悩み、苦しみ、決断しながら、日々一所懸命に仕事をしています。大企業と違ってスタッフも乏しいし、相談相手もいないのが現状です。 コーチングに出会う前は、中小企業診断士として改善提案をするコンサルティング的な関わりをしていましたが、コンサルティングの限界も感じていました。どんなに素晴らしい提案であっても、社長がそのことを受け入れて実行しない限り、成果に結びつきません。 相手の可能性を信じ、社長の想いを引き出して形にする「コーチング」こそが、確実に早く成果につながることを実感しています。 コーチングに出会い、経営者の傍らにコーチのような存在がいてくれたら、どんなに助かるだろう、すべての経営者にコーチがついている、そんな環境を提供できたら、経営者の皆さんはもっと安心して経営に専念することができるのではないか。 現に私がこれまで関わってきた企業の中には、社員が定着しなくて困っていた時に、コーチングを受け、飛躍的に成長を遂げたところもあります。 コーチがいることで、経営の安定と日本経済の発展に貢献できます。 私が、エグゼクティブ・コーチを普及させたいと思ったのは、このためです。 ぜひ、無料オンラインプログラムでエグゼクティブ・コーチを学んであなたも社会に貢献できるコーチになってください。