「反応率が高く売れるLPを作る」
世のマーケター、ライター、経営者の方々は常にこの命題に悩まされていることでしょう。
LP制作の大まかな流れは、コンセプト立案→構成→ライティング→デザイン→コーディングの順に進んでいきます。実は、この流れの中の「構成」までで売れるLPとなるかどうかは8割方決まると言われています。
売れるために必要なパーツがしっかりと構成段階で組み込まれていれば、売れるLPとなる可能性は高いです。逆に、売れるために必要なパーツが1つでも欠けてしまっていたら売れないLPへまっしぐらです。
そこで今回の記事では、売れるLPをつくるための7つのパーツをお伝えしていきます。全て、お客様の信頼を獲得する、購買意欲を掻き立てるために絶対的に必要なパーツです。
この記事を読むと・・・
- 売れるLPを構成するパーツがわかる。
- 構成段階までに集めるべきパーツがわかる。
- LP構成案への悩みが解消される。
では、早速本編へ参りましょう。
目次
パーツ1 お客様の声
1つ目のパーツは、お客様の声です。
このパーツは、お客様の疑心暗鬼を解くための最重要パーツです。お客様の声があるかどうかで、信頼度が180度変わると言っても過言ではありません。
あなたの普段の購買行動を思い返してみると、どれ程重要なのかがわかると思います。アマゾンでお買い物をする時、お店を調べる時に口コミやレビューを見ていないでしょうか?
口コミに良いことが書いてあったら安心し、悪いことばかり書いてある、もしくは口コミが全くないと不安に感じ選択肢から外すという方がほとんどかと思います。
LPにおいてもこれは同様です。お客様の声が良ければ信頼度が上がりますし、お客様の声がなければ不安に感じられてしまいます。
お客様の信頼を獲得するためにも、お客様の声は必ず取り、LPへ掲載するようにしましょう。
パーツ2 プロフィール
2つ目のパーツは、プロフィールです。
プロフィールも、お客様の信頼獲得のために大切なパーツです。販売主や製造者の方の顔を掲載し、これまでの経歴や商品・サービスに対する想いを記載します。
お客様は、その商品・サービスは誰(どこの会社)が提供してくれるのかが分からないと不安に感じてしまいます。そのため、作り手や提供する側の情報をできるだけ多く与えてあげることが大切です。例えば、スーパーの野菜で考えてみましょう。
農家の名前とともに笑顔のおじいちゃんの写真を見ることで潜在的に「これは安心できる」と思って商品を選んでもらいやすくなるのです。消費者は、どこ産かもわからない野菜よりも、〇〇県□□町の△△さんが作っている農薬不使用で育てられた野菜の方が欲しいわけです。
このように、作り手や提供する側の情報があるとお客様は潜在的に安心することができ、決定をしやすくなります。プロフィールも必ず掲載するようにしましょう。
パーツ3 推薦者の声
3つ目のパーツは、推薦者の声です。
これも、お客様の信頼獲得のために大切なパーツです。著名な方の推薦はお客様からの信頼を獲得しやすくなります。
よくある例で言うと、「俳優の〇〇さん愛用のワックス!」「アーティストの〇〇さんイチオシのイヤホン!」などがあります。あなたもこういったフレーズをきっかけにモノやサービスを購入された経験があるのではないでしょうか。
芸能人でなくとも、その界隈で著名な方の推薦はとても強力なパーツになります。推薦してほしい方に実際にモノ・サービスを利用してもらうなどし、推薦の声を取るようにしましょう。
パーツ4 権威性
4つ目のパーツは、権威性です。
これもまた、お客様の信頼獲得のために大切なパーツです。例えば、「楽天ランキングNo.1!」「〇〇万人が愛用!」などのことを指します。
ポイントとして、分かりやすい指標で精緻に示せるとなお良いです。
「楽天」は誰もが知っているであろう通販サイトのためNo.1により凄みが増しますが、聞いたこともないサイトのNo.1を謳われてもあまりピンとこないですよね。また、「100万人が愛用!」よりも「99万8932人が愛用!」の方が、正確に示されている分、数に対しての信頼度が増します。
このように、権威性はできるだけ分かりやすい指標で精緻に示せた方が、お客様からの信頼は獲得しやすいです。サービスや商品のリリース当初は厳しいかもしれませんが、載せられるタイミングで必ず載せるようにしましょう。
パーツ5 商品・サービスの説明
5つめのパーツは、商品・サービスの説明です。
当たり前に必要なものですが、重要なポイントが1つあります。それは、お客様が迷わないように誰でもわかる言葉で説明するということです。
よく、お客様に伝わらないような専門的な用語を多用しているLPを目にしますが、それでは何の意味もありません。プレゼンなどと同様に、誰でもわかる言葉で端的に説明することが重要です。
パーツ6 限定性のあるオファー
6つ目のパーツは、限定性のあるオファーです。
これは、お客様の購買意欲を掻き立てるために必要なパーツです。限定性のあるオファーとはどういうものかというと、
「先着〇〇名様限り」
「本日限り」
「今だけ〇〇プレゼント」
このようなものです。お客様は、基本的に購買の意思決定を後回しにしようとします。しかし、上記のような限定性があると「今買わなければ損してしまう」と思い、購入や申し込みにつながりやすくなります。
オファーには必ず何かしら限定性を持たせるようにしましょう。
パーツ7 お客様の悩み
7つ目のパーツは、お客様の悩みです。
これは、LPを読み進めてもらいやすくするために必要なパーツです。LPではよく、「こんなお悩みありませんか?」というフレーズで3〜7つほどのお客様の悩みを列挙します。ここに共感してくれたお客様は、ページを読み進め、購入や申し込みにつながりやすくなります。
悩みを挙げるポイントは、「お客様の頭の中にある言葉を使う」ことです。お客様が実際に感じている、考えていることなので、頭の中にあるワードを使うことができればとても刺さる悩みとなります。
このような悩みを挙げるために大切なことが、お客様に対するアンケートです。実際に購入・お申し込みしてくださったお客様に対して、購入・お申し込み前に抱えていた悩みを聞いてみてください。その言葉をそのまま悩みとして挙げることで、同じような悩みを抱えているお客様が購入・お申し込みしやすくなります。
まとめ
以上、売れるLPをつくるための7つのパーツです。
- お客様の声
- プロフィール
- 推薦者の声
- 権威性
- 商品・サービスの説明
- 限定性のあるオファー
- お客様の悩み
この7つのパーツをLPへ入れ込むことで、申し込みや購入件数は大きく変わるでしょう。もしもこの中の1つでも欠けていたら、入れるようにしましょう。
セールスライティングなど文章の書き方にばかり意識がいってしまいがちですが、それが重要となってくるのはこれらのパーツを集めてからです。まずは、売れるLPとなるために必要なパーツを集めることから始めましょう。