今の時点でランディングページの成果が思わしくなかったとしても、コンバージョン率は努力と工夫で改善することができます。ここでは、ランディングページのコンバージョン率を改善する方法をご紹介します!

目次

コンバージョンのハードルを下げる

コンバージョン率がなかなか改善しない時は、何を持ってコンバージョンとするかという部分を見直すことも重要です。これは「商材の切り替え」と考えましょう。

例えば商品購入をコンバージョンとした場合には自ずとハードルが高くなりますが、資料請求やお問い合わせに変更することでハードルを下げコンバージョン率を高めることができます。

ただし、この場合にはハードルを下げた分、資料請求後にメルマガで追客するなどのアフターフォローをしなければ最終的な成果にはつながらないので注意が必要です。

また、商材の単価を下げることでコンバージョンのハードルを下げる方法もあります。この場合には、競合との比較や1件あたりの獲得コストを慎重に計算して行うようにしましょう。

広告のターゲティングを明確化

ランディングページは内容の性格上、キーワード検索しても上位表示されにくいサイトなので、流入経路としてリスティング広告などを使うのが王道です。その点を踏まえてコンバージョン率を改善するには、流入経路となる広告のターゲティングをはっきりさせることが重要です。

例えば20代~30代女性向けの脱毛サロンのランディングページへ流入させたいのに、広告のターゲティングがはっきりしていないと、20代男性がヒゲ脱毛を求めてクリックしてしまうかもしれません。これではコンバージョンが獲れるわけはないですよね。

広告をクリックしてランディングページに遷移したユーザーが、ファーストビューで「期待どおりのページだ」という印象を持てるかどうかが成否の分かれ目です。広告のターゲティングは性別・年代などはもちろん、なるべく明確かつ細やかに行いましょう。

ランディングページ最適化(LPO)

ランディングページを制作しただけでは、コンバージョンを良くしていくことはできません。適切なツールや手法を駆使して常にユーザーの動向を分析し、それに応じたページの最適化をしていかなければ、ユーザーの心に刺さるサイトにすることはできないのです。

また、広告のセッション数は高いのにコンバージョンが悪いというような場合には、ランディングページそのものに原因があることも少なくありません。そのような時には、ランディングページの最適化(LPO)が急がれます。

広告内のコピーなどでひらめきを持ったユーザーがランディングページで失望して離脱したのだとすれば、ランディングページのコピーやコンテンツを広告内の語句やイメージに寄せたものに修正する必要があるかもしれません。

LPOは的確な分析と施策、さらに地道な継続が必要な作業なので、難しいと感じたらプロに外注する選択も視野に入れることをお勧めします。

まとめ

ランディングページの運用を始めてから、コンバージョン率の上下に一喜一憂していませんか?お気持ちはわかりますが、コンバージョン率がさほど良くなくても、十分に利益が出ている例はいくらでもあります。

売り方は商材によっても異なりますし、LPOについても「これさえやっていれば全てうまく行く」というような法則は存在しません。ノウハウを蓄積した代理店と連携して、自社のマンパワーを温存するというのも業務の効率化につながるのでお勧めです。