LPのCVRが上がらないことで、売上がなかなか上がらず悩まれている経営者・マーケター・ライターの方々は多いのではないでしょうか。

LPを構成する要素は大きくコピーとデザインに分かれます。コピーをセールスライティングに則って記述している上で、CVRが上がらないということはデザインに問題がある可能性が高いです。

せっかく売れる文章があるのにも関わらず、デザインでそれを台無しにされてしまうことはとても勿体無いです。本来なら売れるであろうはずの商品・サービスが売れないことに繋がってしまいます。

しかし、デザインがただ”キレイ””カッコイイ”だけでなく”売れる”デザインになれば問題は解決されるでしょう。

そこでこの記事では、売上を何倍にもアップさせるLPデザイン7つのポイントをお伝えしていきます。お客様にとってのベネフィットが確実に伝わるようなデザインです。すぐに実践できるような内容なので、ぜひ参考にしてください。

また、この記事を読むことで売れるデザインの視点からデザイナーへ的確な指示を出せるようになります。どんなデザイナーへ依頼するのがベストかは、以下の記事にまとめておりますので興味がございましたらご覧ください。
LPデザインで大失敗しないための3つの注意点

この記事を読むと・・・

  • 売れるデザインのポイントがわかる。
  • 良いコピーを台無しにせずに済むようになる。
  • デザイナーへ的確な指示ができるようになる。

では、早速本編へ参りましょう。

 

目次

1. ベネフィットが目立っている

1つ目のポイントは、ベネフィットが目立っていることです。

お客様はWEBページを開いてたった”3秒”でそのページを見るかどうかを判断します。その”3秒”の間に見せるべきは、
「この商品を買ったらこうなれるのか!」
「この商品を使えばこんな未来が待ってるんだ!」
という、お客様にとってのベネフィットです。

これが伝わらなければ、お客様はページを見続けてくれません。

まず最初に、ベネフィットが目立っているかどうかを確認しましょう。

2. 文字サイズにメリハリがついている

2つ目のポイントは、文字サイズにメリハリがついていることです。

ポイント1でもお伝えした通り、お客様はWEBページを開いてたった”3秒”でそのページを見るかどうかを判断します。3秒でお客様に文字を認識させるためには、文字サイズにメリハリをつける必要があります。

なぜなら、文字サイズが一定だとパッと見たときに文章が頭に入ってきにくい傾向があるからです。
メリハリをつけ目立たせるべき文字を以下に記載します。

・一番訴求したい文言
例)「たった3日で売上が3倍」「わずか1週間で痩せられる」
・回数や日数などの重要な数字
例)たった3日の「3」 わずか1週間の「1」
・お客様の感情に響く言葉
例)「売上が3倍」「痩せられる」

実際にデザインをパッと見てみたときに、上記の目立たせるべき文字が目に飛び込んでくるかどうかを確認してみると分かりやすいと思います。

しっかり目に飛び込んでくるように、文字サイズにメリハリをつけましょう。

3. 文字フォントが市場と合っている

3つ目のポイントは、文字フォントが市場と合っていることです。
なぜ、市場に合わせる必要があるのか。

それは、
”お客様は、普段の生活の中で無意識にその商品・サービスに対するイメージを確立している”
からです。

お客様はそのイメージから離れているデザインを見たときに、「自分が求めているものではない」と潜在的に判断してしまいます。そのため、お客様の選択肢から除外されないために文字フォントを合わせる必要があります。
フォントは大きく分けて、

  • ゴシック体
  • 明朝体

の2つに分かれます。

市場のデザインを確認して、どちらのフォントがメインで使われているか確認しましょう。

4. メインヴィジュアルが市場と合っている

4つ目のポイントは、メインヴィジュアルが市場と合っていることです。
ポイント3でもお伝えした通り、お客様は普段の生活の中で無意識にその商品・サービスに対するイメージを確立しています。

お客様の選択基準から外れないためにも、メインヴィジュアルを市場のデザインと合わせる必要があります。

自分の提供したい商品の市場においてどのような画像が使われているかを調査し、イメージが近い画像を使用するようにしましょう。

5. ヘッダーの背景が抑えられている

5つ目のポイントは、ヘッダーの背景が抑えられていることです。

ポイント1、2ともつながりますが、ヘッダーの役割は「ベネフィットを確実にお客様に伝えること」です。
そのため一番目立っていなければならないのは”文字”です。

背景画像やデザインの主張が激しすぎると、文字の視認性が下がってしまいます。
背景の主張を抑えるためには、

  • 背景の透明度を上げる
  • 黒ぼかしをつける

などの方法があります。一番オーソドックスなのは、背景の透明度を上げることです。
背景の主張を抑え、文字を認識しやすいデザインにしましょう。

6. ボタンがデザインに馴染んでいない

6つ目のポイントは、ボタンがデザインに馴染んでいないことです。

ボタンは、購入・申込に直結する大切なパーツです。そのため、LPにおいてボタンをデザインに馴染ませてしまうことは一番やってはいけないことです。

なぜなら、お客様が画面をスクロールする際にボタンに気付きにくくなってしまうからです。ボタンの位置が分かりにくいとお客様を困惑させ、ページからの離脱につながってしまいます。せっかく流入し申込までしようと思って下さったお客様を逃してしまうのは大変勿体無いことです。

ボタンはあえてデザインに馴染ませず、どこから購入・申し込みができるかを明示しましょう。

7. 装飾がデザインに馴染んでいる

最後の7つ目のポイントは、装飾がデザインに馴染んでいることです。
装飾とは、

  • メダル
  • ふきだし
  • 月桂冠
  • 水滴

など、背景と文字以外の全てのものを指します。

装飾についても、自分が売りたい商品・サービスと同類の商品・サービスのデザインをマネすると外しません。装飾が馴染んでいないと、お客様がデザインを見た時に違和感を感じ「欲しい商品だ」と思うのを邪魔してしまう可能性があります。

お客さまに違和感を感じさせないためにも、装飾は市場のデザインを参考にして馴染ませるようにしましょう。

まとめ

以上、売上を何倍にもアップさせるLPデザインの7つのチェックポイントです。

  1. ベネフィットが目立っている
  2. 文字サイズにメリハリがついている
  3. 文字フォントが市場と合っている
  4. メインヴィジュアルが市場と合っている
  5. ヘッダーの背景が抑えられている
  6. ボタンがデザインに馴染んでいない
  7. 装飾がデザインに馴染んでいる

この7つのポイントを押さえることで、良いコピーを活かす売れるデザインを作ることができます。売上が上がらずデザインに悩まれている方は、ぜひ参考にしてほしいです。

デザインはどうしても、”キレイ””カッコイイ”など見た目にばかり気が回りがちです。しかし、ランディングページにおいては”売れる”という視点からデザインを考えるようにしてください。”売れる”視点からデザインが作れるようになれば、良いコピーとセットで無敵です。